
第1回 断熱の役割:我が家と財布と地球を救う!
3.断熱工事費の目安(参考)
断熱水準の向上に伴うイニシャルコスト(工事費)は、図 12のように増加します。
これらは出典資料において概算で算出した目安ですので、あくまでも参考として下さい。

図12 断熱水準とイニシャルコスト(出典:自立循環型住宅への設計ガイドライン、財団法人 建築環境・省エネルギー機構)
目標 レベル | 省エネルギー効果 (暖房エネルギー削減率) | 熱損失係数 | 対応する 省エネルギー基準 | 住宅性能表示制度・省エネルギー対策等級による等級 | |
---|---|---|---|---|---|
部分間欠暖房 | 全館連続暖房 | ||||
レベル0 | 0 | 0 | 5.2W/uK以下 | 昭和55年省エネルギー基準相当等の断熱水準 | 等級1(昭和55年基準に満たない場合) 又は等級2(昭和55年基準相当の場合 |
レベル1 | 20%程度 | 40%程度 | 4.2W/uK以下 | 平成4年省エネルギー基準相当の断熱水準 | 等級3 |
レベル2 | 35%程度 | 50%程度 | 3.3 W/uK以下 | 平成11年省エネルギー基準と平成4年省エネルギー基準の中間相当の断熱水準 | 等級3 |
レベル3 | 45%程度 | 60%程度 | 2.7W/uK以下 | 平成11年省エネルギー基準相当の断熱水準 | 等級4 |
レベル4 | 55%程度 | 70%程度 | 2.1W/uK以下 | 平成11年省エネルギー基準を超える断熱水準 | 等級4 |