ロックウールとは快適ライフのススメ
なぜ断熱が必要なのか?
断熱を考えることは快適生活の最初の一歩
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新築検討段階ではよくわかないけれど、実際生活し始めて「もっと良くしておけばよかった」と後悔するポイントが「実は後から変えづらい部分」ということはよくあります。
トイレやお風呂だけのリフォームと違って、断熱リフォームは壁全体を剥がさないと出来ません。「あの時こうすればよかった」と思っても、リフォーム時にハードルが上がってしまうのも事実です。(もちろんリフォームは可能です)
購入や新築の時に断熱のことを考えてみませんか。
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断熱は壁の中や天井、床下や基礎の部分にあり、実はとても身近に存在します。でも普段は外から全く見えず、そこに存在することすら感じません。
目には見えませんが、毎日壁や天井の中で皆さんの暮らしを支えているのがロックウールをはじめとした断熱材なのです。ここでは断熱材の役割や重要性、そしてロックウールの良さをお伝えします。
断熱の目的
断熱材の一番の目的は家の室温維持
冬場に暖房設備をつけた部屋で、顔は暑さでほてるのに足元は冷えてしまうといった経験はありませんか?また、夏にエアコンをガンガンにつけているのにあまり効果がないと感じることはありませんか?(エアコンが老朽化している可能性もありますが…)
断熱材の一番の目的は、「家の室温維持」です。断熱材が壁の中にあることで、家の中と外をしっかり遮断する役割を果たします。断熱材は冷やしたり温めたりした空気を逃がさず家全体を包み込んでくれます。
グラフは断熱レベルに応じた自然室温の変化を表したものです。断熱レベルを上げることで、より高い室温を維持する事が出来ます。また、自然室温の変化には断熱以外にも以下のような要因があり、これらを合わせて断熱計画することが必要です。
- 断熱水準と自然室温との関係(1階便所)
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- 自然室温
- 日射取得熱や内部発熱のみによる暖冷房設備を使わない時の室温
冬の寒さから健康を守る温度は18℃推奨
2018年11月に、WHOが「住宅と健康に関するガイドライン」を発表しています。その中で冬季に寒さによる悪影響から健康を守るためにバランスの取れた温度設定は18℃と推奨しています。
上のグラフのように、昭和55年基準と平成11年基準では約4℃の差があり、断熱による効果がでています。
体感温度は断熱で変わる
壁と床の表面温度を保つためには断熱の性能が重要
- 体感
温度 - 室内温度と
表面温度の平均 - 表面温度 + 室温2
冬場、室温は低くないのになんとなく寒い。それは断熱レベルが低く、外気温の影響を受けて室内の表面温度が低下しているということです。特に足元は床の表面温度が直に伝わるので、寒さを感じやすくなります。壁と床の表面温度を保つためには、断熱の性能が重要です。
(出典:自立循環型住宅への設計ガイドライン、財団法人 建築環境・省エネルギー機構)
断熱と健康
家の寒さが病気を引き起こす原因に
高断熱住宅に住むと、実は体調が改善されるということが立証されました。(近畿大学 岩前研究室)
日本では古来より寒い方が丈夫な体になると言われたりもしますが、実は寒さは病気を引き起こす原因になってしまうようです。
住宅の環境は健康を左右することがあるということですね。建築時にしっかり検討することをおすすめします。
- ①「過度な寒さ」のリスク
- ②住宅の断熱レベルと疾病の改善度合い
- ③冬季の寝室の平均温度(1・2月)
断熱性・気密性を高めれば外気の影響を受けにくくなるため、夜に暖めた室内の空気がそれほど冷えることなく暖かな朝を迎えることができるようになります。一方、夏の冷房効果も長続きするので寝苦しい夜からも解放されます。
家全体がまるで魔法瓶のような状態になるので、一日中、一年を通して温度の変化が少なく、夏は涼しく冬は暖かく感じられるようになります。
〈図1〜3出典:近畿大学 岩前研究室〉
ロックウールで節約
断熱性能を高めて光熱費節約
【断熱性能を上げること】【設備のエネルギー効率を上げること】の両方で光熱費が抑えられます。いくら最新のいい設備を設置しても、断熱性能が悪ければ全く効果がありません。ロックウールで断熱性能を確保し、快適かつお得に暮らしませんか。
- Q値と年間暖冷房費の比較
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- Q値
- 熱損失係数。数値が低いほど断熱性が高い。
- 省エネルギー基準ごとの断熱仕様と
年間暖冷房エネルギー消費量の比較
お客様の声
- 実際にロックウールを使用したお家で
暮らしてみた客様の声をご紹介します。