ロックウールとはロックウールの安全性

ロックウールの安全性

ロックウールとアスベストの違い

ロックウールはアスベストとは全く別の物質

ロックウール(岩綿)とアスベスト(石綿)は断熱、耐火、防音等同じような用途で使用され、混同されがちですが全く別の物質です。大切なご家族と過ごす住宅に安心してご使用いただけます。

ロックウールとアスベストの比較
  ロックウール アスベスト
物質 工場で製造された人造の鉱物繊維 天然に産する鉱物繊維
繊維径 アスベストの数十倍~百倍太い
→呼吸系に入りにくい
きわめて細い
→呼吸系に入りやすい
吸入時 酸に弱く、体内で溶けて無害化される
→吸入してしまっても安全
肺の深部まで到達して排出されない
→有害物質が体内に滞留する
発がん性分類 グループ3
→ヒトに対する発がん性が分類できない
グループ1
→ヒトに対する発がん性が認められる
発がん性について

「発がん性分類」とは、国際がん研究機関(IARC)が化学物質等の発がん性を評価し、分類したものです。

※国際がん研究機関(IARC)は世界保健機関(WHO)の一機関です。

ロックウールの発がん性

ロックウールはグループ3「ヒトに対する発がん性が分類できない」に該当します。

お茶やコーヒーと同じ分類のため、万が一吸い込んでしまっても安心!

グループ3

もっと詳しく知りたい方へ

ロックウールとアスベストの違い
【ロックウール工業会】

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燃焼時の有毒ガス

ロックウールは燃焼時にほとんど有毒ガスを発生しない

ロックウールは無機繊維のため、燃焼時にほとんど有毒ガスを発生しません。
逆に、ウレタン等発泡系断熱材は燃焼時有色の煙が大量発生します。
火災による死因は、一酸化炭素中毒、窒息と火傷が殆どです。
万が一の火災時にもロックウールは発生するガスが少なく、安全です。

垂直トレイ燃焼比較試験

出典:ロックウール工業会

関連ページ:火災に強い

もっと詳しく知りたい方へ

建築物の外壁に設ける有機系断熱材・
外装材の取扱いについて
【ロックウール工業会】

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